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【学生インタビュー】首都大学東京3年、宇宙開発フォーラム実行委員会の代表を務める 永利光さん

「土星の衛星にどうして地球と似た星があるんだろう」

 

小さい頃から宇宙に興味があり、中学時代に土星の衛星「タイタン」の写真を見たことで、将来宇宙に関わる仕事がしたいと思うようになった。現在は首都大学東京に通いながら、宇宙開発フォーラム実行委員会の代表を務める。「宇宙開発を理系分野だと考えている人に、文系分野を含めた学際的な視点を持って欲しいと思い、フォーラムをはじめとする活動に取り組んでいます」

 

 

 

彼らが主催する「宇宙開発フォーラム」は、2003年から毎年開催され、今年9月に15回目を迎えた学生向けのシンポジウムだ。宇宙開発の現状を俯瞰するものから、宇宙ベンチャーの立ち上げや宇宙活動法などのホットな話題にまで幅広いプログラムを実施した。参加者が新しい視点を獲得し、宇宙開発に関わる契機を提供することを目的としている。

 

フォーラムは、プログラムをはじめ、その作成にメンバーの希望が取り入れられている。学生団体はメンバーのやる気と熱意がなければ動かない。皆のモチベーションを保つためには、「それぞれがやりたいことを実現できる環境を作ることが大切」という考えに基づいた、永利さんの心遣いを見て取ることができるエピソードだ。

 

人はなぜ宇宙に行くのか。宇宙開発に大金を使うなんて無駄ではー。そんなイメージに対し「宇宙開発は人々の生活を豊かにできるもの」だと指摘する。スマホのGPS機能も飛行機の機内Wi-Fiも、人工衛星があるからこそ実現できたサービス。「第4次産業革命といわれる時代において、宇宙開発が産業やビジネスに与える影響は計り知れません」

 

永利さんが団体に加入したのは大学2年生になる直前。他のメンバーよりも経験が浅い中で代表に就任して当初は不安もあったが、運営がスムーズにいくよう「自分の中でのビジョンをしっかり定めて」日々の活動に励んでいる。代表を務めて11ヶ月。「今でも、今日のミーティングは大丈夫かなと心配になったりします」とはにかんだ笑顔をみせる。