未来を作る学生インターン主導チーム。

現役早大生江澤がサイバーエージェントグループにカレッジーノ譲渡を発表へ。彼を突き動かす”就活の怒り”とは?

カレッジーノというサービスをご存知だろうか?

全国の学生が世界のニュースにコメントするSNS!
日本最大級の学生限定コミュニティ!
これがカレッジーノだ!

早大生江澤がサイバーエージェントグループにカレッジーノ譲渡

重大なお知らせとして…
カレッジーノをサイバーエージェントグループ(株)ハシゴに譲渡していただくことが決定した。

そんなカレッジーノを創り上げた、
早稲田大学2年生、ザノン(株)代表取締役の江澤氏を取材。

カレッジーノで目指す社会像
ハシゴへの譲渡を決めた理由
これらを熱く語ってもらった。

早大生江澤がサイバーエージェントグループにカレッジーノ譲渡

Ezzy (エジー) | 江澤拓宣
Twitter:@0ezzy
早稲田大学政治経済学部2年。ザノン株式会社代表取締役。2015年に学生向けSNS「カレッジーノ」をスタートし、その後、サイバーエージェントグループの株式会社ハシゴへ譲渡。趣味は映画で1日1本は欠かさず観るように心がけており、尊敬する人物は「もののけ姫」の主人公アシタカ。自然と人間の両方を見捨てないその姿勢に心打たれたという。

 

就活はネット社会の自由を奪う!本音の言えないネットに価値はない!

早大生江澤がサイバーエージェントグループにカレッジーノ譲渡

ーーそもそもカレッジーノとはどのようなサービスなんですか?

世界の記事に、学生が自由にコメントするSNSです。コメントを通じて、全国の学生が本音で語り合う場を提供しています。

ーーNewsPicksの学生版ですか?

確かに機能やイメージは近いですが、NewsPicksや他のSNSとは決定的に異なる点があります。

ーーそれはいったい?

学生が自由に本音を語れるかどうかです。

ーーNewsPicks、またFacebookやTwitterではできないと?

できない訳ではないですが、FacebookやTwitterのようなSNSでは本音を語れない人が多いと考えています。ほとんどの学生は自分を「作る」か「隠す」ことがあるのではないでしょうか。

ーー自分を作る?隠す?

ユーザーの中に大勢の社会人がいれば「知的なコメントをしよう」と考えるのは、誰でも自然の流れだと思います。またせっかく興味あるニュースがあったとしても、不用意なコメントをして「無知」と思われる怖さから、結局何も発言しない人もいるでしょう。

その空気感にずっと疑問を抱いていました。本来であれば、自由に発言できるのがネットの良さであったはずなのに、今では空気を読まなければいけない環境になってしまった。特に就活生は顕著でしょう。

ーー就活生が顕著というのは?

この発言は「就活で悪影響になるかも?」と考えるなど、より社会を意識せざるをえないからです。

ーーなるほど。でもなぜ、そういう行動してしまうのでしょうか?

良し悪しは置いといて、学生は社会人に評価される場合がほとんどです。その結果、認められようと背伸びをしてしまうし、無知に思われないよう自分を隠してしまう。

しかし、人は「自分以外の人が普段どんなことを考えどんな挑戦をしているのか」を本音の発言を通して知ることができます。だから、その解決策の一歩としてカレッジーノを創りました。学生限定であれば、社会人を意識することなく、「誰でも本音で発信できる」環境を創り出せると思ったからです。

 

”就活のESは大喜利大会”化している

早大生江澤がサイバーエージェントグループにカレッジーノ譲渡

ーーカレッジーノ誕生の背景には、江澤くんの就活への想いがあると伺いましたが。

はい。就活に対する怒りからスタートしました。

ーー怒りとは?

就活生ほど本音を語れない立場はないと思いました。

大学に入学して気がついたことは、先輩の就活に対する不満の数々。それでもESを書き、黒いスーツを着て、笑顔で練習してきた受け答えをする。ESや面接はもはや大喜利大会の様相を呈しています。もちろん、「就活や企業への不満」を発信するのは危険なため、学生はSNSでもなかなか本音を言い出せません。

一方、企業側はこれらを見抜くために学生の本音を聞きだそうとする。

これって凄く無意味ではないかと。学生が本音を素直に語り、企業がその中からマッチする学生を選考する方が効率的ですし、お互いのためになる。探り合いなんていらない。

そんな就活にビビって本音を言えないネットなんて面白くありませんし、本来であれば、学生は失敗が許される特権階級でもあります。せっかく色んなチャンスがある4年間なのに、就活というシステムがその自由を阻害しているのだと感じました。

ーーそこでカレッジーノが?

はい。なんだかすごく悔しいなと。もちろん今の就活というシステムが出来上がった理由も多々あるでしょうし、一概に否定することはできません。

しかし、自分がこのまま黙って見過ごせるか考えてみました。自分も「黒いスーツを着て、練習してきた決めゼリフを面接でかましたいか」と自分の心に問いただした時、0.1秒で答えは「否!」でした。

また、色々と就活以外の道について考えてみました。すると驚いたことに、就活以外の道なんてあり余るほどあると気がつきました。

社会人からすれば、当然だと思われるかもしれませんが、学生さんは「卒業したら就活以外の選択肢はない」と考えている人が大半です。自分も昔はそうでした。

しかし、自分から積極的に色んな人に会えば会うほど、就活以外の選択をした人にたくさん会うことができました。世間でいうと、芸能界で活躍している学生や、学生起業家、団体を立ち上げた学生がそういうイメージに近いかもしれません。

ところが、自分がより心惹かれたのは、大学8年生の人、雀荘で暮らしている人、突然消えて2年後に世界の果てから帰ってくる人などでした。「なんだこいつらは!?」「なぜ生きてるんだ!」とかなりの衝撃でした。

そこで、絶対的な正解の選択肢などないのだから、色んな選択肢を考えればいいじゃないかと。今後何十年間続くか分からない人生について、就活以外の選択肢も悶々と悩めば良い。それが学生の特権なんだと。

では、なぜ大半の学生は自動的に就活という道を選んでしまうのか。それは単純です。他の選択肢を知る機会がないからです。

その瞬間、決めました。自分が就活以外の選択肢を見つけたように、多くの学生に”無限の選択肢”を提供できるサービスを創ろうと。それが、カレッジーノの始まりです。

 

苦労の連続!実はカレッジーノはメディアだった!

早大生江澤がサイバーエージェントグループにカレッジーノ譲渡

ーー開発、リリースから今までを振り返って苦労はありましたか?

ありましたね…。最初に”無限の選択肢”の示し方を間違えました。

ーーどういうことですか?

カレッジーノは最初、情報を一方的に発信するメディアでした。幸いにも多くの学生さんに記事を読んでいただきました。しかし、一方的に情報発信をしているだけでは面白くないんですね。各々の学生自身がどう考えているのか分からないから。

しかしそうではなく、学生が様々な記事に対し、賛否両論、コメントをぶつけ合う方がリアルの声が聞こえる。学生が受動的に情報を受け取るのではなく、能動的に発信するサービスに変更しようと決めました。それが現在の、SNSへと繋がっています。

ただ、メディアからスタートしたことに後悔はないです。そのおかげで、今のカレッジーノのユーザーさんとの出会いがありましたし、取材をきっかけに様々な方と出会うこともできました。

当時、編集部で集まって徹夜で記事を書いていた頃が懐かしいです。編集長をはじめ、ライターの方々には本当にお世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。

 

ハシゴとの出会いは奇跡!売却額で譲渡先は選んでいない!

早大生江澤がサイバーエージェントグループにカレッジーノ譲渡

ーーなぜカレッジーノをハシゴに譲渡しようと?

カレッジーノをリリースした時から、自分を含めた運営サイドが”老害”になってはいけないと考えていました。

ーー老害になるとは?

僕を含めた運営メンバーは、いつかは大学を卒業して学生ではなくなります。しかし、カレッジーノは学生のための学生だけのコミュニティです。だから学生目線で運営することが大事なんです。いつまでも僕らが運営していては、このポリシーを守れない。

ーーそれで運営を託せる相手を探していたんですね。

はい。長期的な視点で、カレッジーノが存続し成長していくには誰かに託すことが必須でした。

ーーどのような相手を探していたのですか?

やはり優秀な学生が集まっている企業です。常に新しい学生が入り続けるような企業であれば、カレッジーノを長く続けることができるだろうと考えていました。

ーーハシゴもその中に入っていたのですか?

それが全く(笑)。本当に偶然、ハシゴさんから連絡が来たんですよ(笑)。せっかくお話を頂いたのでお会いしてみたら、ハシゴさんはまさに僕らの探している企業だったんです。

サイバーエージェントグループとして組織はしっかりしている。そして、とにかく学生さんが本当に優秀。これはお世辞ではない。裁量権がここまで渡され、自由に組織を学生が運営している企業は見たことがありませんでした。企画・営業・実行のほとんど全てを学生が責任持ってやっている。

それがわかった瞬間「ここだ!」と直感的に決めました。これまでと変わらず学生主導で運営してくださるので、まさに理想的だったと思います。

ーー譲渡の話は他社からも来ていたと伺いました。金銭的にはハシゴより好条件の会社もあったようですが、それでもハシゴにした理由は?

本当に一目ぼれです!冗談抜きで、ハシゴさんのメンバーに魅かれてしまいました。

もともとカレッジーノは金銭目的で始めたサービスではないです。なぜなら、僕らは学生ですから守るものも特にない。お金がなくなっても、日本は平和だし、死ぬことはないだろう。譲渡条件として重要なことは「今のカレッジーノを育てられるかどうか」だけなので。

 

安全で死なない日本なら失敗なんてどうでもいい

早大生江澤がサイバーエージェントグループにカレッジーノ譲渡

ーーあまりお金に興味がないんですか?

まず、学生なのでお金かからないんですよね(笑)。500円持って松屋行ければお腹いっぱい食べられるじゃないかと。だから、カレッジーノに関しても売却額が最優先では全くなかったです。あくまで素晴らしいメンバーの元で「カレッジーノがすくすく育ってくれればなあ」と。

ーー昔からお金に執着しない考え方なんですか?

実はどちらかというと、お金は求める方でした!そもそも僕、中学生の頃の夢は外資金融でした(笑)

ーー考えが変わったということですか?

そうですね。僕らの親世代は、高級腕時計買って、外車に乗り、タワマンに住むことがステータスだったかもしれません。でも、人間いつかは死ぬんだから、そんなステータスにこだわるよりも好きなことをして生きたいなと。自己実現とでも言うのでしょうか。

それに日本はとても安全で、命を取られることがない。国の補償でお金がなくて死ぬこともない。これがどれだけ幸福なことか。だから今の自分にとっては、お金よりも誰かのために頑張ることの方が楽しいんです。

もちろん守るべき者ができたら、頑張って守りますが(笑)!

 

「大学は行く意味ない!」という意見に待った!

早大生江澤がサイバーエージェントグループにカレッジーノ譲渡

ーー江澤君は現在大学2年生ですが、学生の良さとは何ですか?

「大学に行っててよかった!」と思うことは、会いたい人に簡単に会えることです。

ーー例えばどのような人ですか?

例えば教授はそうでしょう。卒業後に教授に会おうとしたら相当な労力が必要だと思います。でも学生であれば、授業にふらっと立ち寄るだけでお話することができます。これは完全に学生の特権です。

ーー江澤君はその特権をよく利用するのですか?

色んなサービスのアイデアを考えたりするため、よくお世話になっています。考えてみてください。大学にいる教授や講師の方々に、普通に講演依頼したら相当なお金がかかります。それだけ価値のあるお話を、ふらっと聞きに行けるなんて凄い特権ですよ。

ーー「大学なんて行く意味ない」という意見を最近耳にしますが。

確かに「大学なんて行く意味ない」という方が最近増えてきていると感じます。しかし、これは大学の使い方次第ではないかと思います。

ーーというと?

実は僕も去年まで意味ないと思っていました(笑)。僕が1年生の頃は、単位を取得するために通学するロボットでした。もちろん、時間とお金の無駄です。

その後、去年1年間休学をして分かったんです。学校外では、人を探そうにも簡単に見つけられない、質問しようにも聞ける相手がいない。そして自分の世界がどんどんと狭まっていきました。いかに大学が英知の結晶のような場所であるか改めて再認識することができました。

ーーそれを踏まえて、高校生に何かメッセージがありますか?

最近は優秀な高校生が多いので、大学に行かずにエンジニアやデザイナーとして働かれる方もいるかと思います。それも素晴らしい選択です。

しかし、大学へ行かない理由が「意味ないから」であっては欲しくない。「大学意味なし!」という宣言は、入学してご自身の目で判断してからにしてからでも遅くありません。そしてやはり意味がないと思うなら、正々堂々と胸張って学校を去る選択をすれば良い。

そういう人でいれば凄くかっこ良いなと思います。もしチャンスがあるなら一回大学に行ってみても良いのではないかと。一度働いてから、大学入学も面白いでしょう。人それぞれかもしれませんが、大学は素晴らしい場所だと思います。

 

世界中の人が新しい可能性と出会える機会の創出を!

早大生江澤がサイバーエージェントグループにカレッジーノ譲渡

ーー最後の質問です。カレッジーノを譲渡され、江澤くんは今後何をするのですか?

カレッジーノの目標は、「学生のみなさんに無限の選択肢を示す」ことでした。今度は、もっと広く日本や世界の方々に少しでも自己実現のお手伝いができるサービスを創りたいと考えています。

学生のうちは失敗は恐れず、たくさん挑戦し続けます!

早速カレッジーノをやってみよう!!

まずはWeb版を体験してみよう!こちらをクリック!

タイムライン

 

その他おすすめインタビュー記事

ボディペイントで超話題!武蔵野美術大学卒”スーパーフラッシュ”チョーヒカルとは?

ボディペイントで話題の武蔵野美術大学チョーヒカル

2015年アプリ甲子園で優勝した小学6年生の”想い”ー中馬 慎之祐ー

アプリ甲子園優勝の小学生中馬 慎之祐

ナチュラルにPDCA・仮説検証ができる賢さ!就活アイドルキチョハナカンシャゆり!

就活アイドルキチョハナカンシャゆり模擬面接