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【早期内定のコツとは?】感情を大切にすること。〜阿部奈菜美さん〜

 

新学期が始まる時期である4月。大学には昨年いた先輩方の姿はなく、新入生が入り大学内は新たな賑わいを見せる時期。

大学3年生は「就職」という言葉を無意識に耳にし、大学4年生は就職活動真っ最中である。

どのように就職活動を進め何を学んだか、どうしてその企業を数多くある企業の中から出会い選ぶことができたのか、新社会人として走り出す前に今後の後輩に向けてメッセージをいただいた。

人物紹介

阿部 奈菜美(あべ ななみ)さん
・出身大学:九州大学工学部4年
・就活時の業界:IT企業を中心にみていた。
・学生時代の取り組み:好奇心旺盛なタイプでバイトや学生団体をがむしゃらに頑張ってました。大学では幸せの研究をしている。
・内定時期:3年2月12日・内定企業:レバレジーズ株式会社

内定企業紹介

レバレジーズ株式会社。Be the most valuable and competitive companyをビジョンとしている。
創業10年目のIT企業。また現在は非インターネット領域でも事業拡大中。
URL:http://leverages.jp/

「当たり前」は当たり前ではないことを知ってほしい

−−−本日はよろしくお願いします。自己紹介をお願いします。

九州大学工学部の阿部奈菜美です。内定時期は3年生の2月中旬で、内定企業はレバレジーズ株式会社です。大学では理系の勉強をしてきましたが、いわゆる文系職を選びました。大学時代は本当に好奇心旺盛でアルバイトや学生団体、学園祭など自分のしたいことは全てしてきました。最後の1年は「幸せの研究」をしています。

−−−「幸せの研究」とは?

人にとっての幸せとは様々な形で存在します。幸せと感じる要素も様々です。私は研究でその様々な要素がどれくらい人に影響を与えるかを統計学を用いります。その中で「信頼」という要素はどれだけ影響を及ぼすのかを中心に研究しています。

−−−素敵な研究をしていますね。阿部さんは理系ですが、どうしてそういった研究を続けていく将来を選ばれなかったのでしょうか?

自分の研究がすぐ誰かに貢献できる訳ではないというのが最も大きな理由です。教授や研究員の方々から、「研究者は実行者じゃないから研究が世の中に貢献できるようになるのはだいぶ先なんだよね。」というお話をお聴きしたことがありました。さらに理系職も考えましたが、ディベロッパーの方から話をお聴きした際に「これも私がやりたいこととはちょっと違うな。」と思ったのです。その方は、東京の何もなかった田舎を沢山の人々で賑わう大きな街にした人で、やっていることや思いは凄く素敵だなと思いました。

しかし、そのプロジェクトを完成させるまでに50年かかったと仰っていました。私自身、誰かが幸せになっている様子を見ることでモチベーションが上がる人間です。50年かけなければ成果を直にみることができないのは辛いなと思い、理系職は自分の就職から除くことに決めました。

私は小さい時から人を喜ばせることが好きで、友人や両親の誕生日やお祝い事では必ずサプライズをしてます。その原体験をもとに、自分自身が創るサービスや企画を通して誰かの幸せの1部になりたい、そのために全力を注ぎたい、そんな思いが叶う仕事を探していました。

−−−誰かの幸せの1部になることですか。

理系の人は、就職活動はせずにとりあえず院に行くのが当たり前だと考えてる人が今でも多くいると感じます。院を選ぶことが悪いことではなく、何かを極めたい・自分のやりたいことを見つけたい!いう気持ちがあれば素晴らしいと思いますが、「当たり前」とされているから院にいくと決めているのは自分で自分の思いや能力に蓋をしてしまっているようでもったいないように感じます。私自身、高校の時に大学に行くのが当たり前、大学の後は院に進むのが当たり前だと考えていました。

しかし、私自身が大学で沢山の機会に恵ま、沢山の素晴らしい方々に出会う中で、私が考えていた当たり前は当たり前じゃなく、世の中には様々な生き方があることを知りました。

−−−当たり前が当たり前じゃないと知ることですか。勉強になります。その結果、理系職ではないところをえらばれることになったのですね。

就職活動で1番したことは「たくさんの人に出会うこと」

−−−では就職活動を始めた時期はいつごろでしょうか?

3年生の6月です。自分の大学で行われていたインターン合同説明会に参加したことが始まりです。きっかけは熱い大人に会いたい!!と思ったからでした(笑)

2年生の時からiTOPという地域活性化団体に所属していました。地域の方々が熱い人ばかりで、話していたら自分の思いというか感情がワクワクするなと感じました。社会にでたらこういう人たちがたくさんいるのかなって思って、熱い大人を求めて就職活動をスタートしました。(笑)

−−−熱い大人に会いたいというのがきっかけですか。それから内定までのスケジュールはどのようなものでしたか?

6月7月はインターン合同説明会に積極的に行きました。8月9月はサマーインターンに5社ほど参加し、10月は逆求人というイベントに参加しました。11月はオータムインターンにいくつか参加し、12月に1社内定をいただきました。また、今の会社に出会ったのは11月下旬で、2月に内定をいただきました。

さらに、同時並行で自分がしたいこと全てに取り組んでいました。例えば、学園祭では、私自身大好きなリアル脱出ゲームを実際に作る団体に所属して沢山の学生に体験してもらったり、留学メンバーで開く屋台の服や看板のデザイン・制作もやったりしていました。

大事なのは何を大切にし、何を切るかの優先順位を決めることです。特に学祭時期は、ほとんど就活していなかったように思います。しかし、後悔はしてないですね。

−−−凄くパワフルですね!その結果どのような意思決定で、会社を決められたのでしょうか?

様々な会社を見ていく中で、私の軸である「人を幸せにしたいという理念やビジョンが事業や人に浸透している」「他者を思いやるような社風がある」「裁量権がある」全てを最も満たしていると感じたのがレバレジーズであったため、そこに行くことに決めました。まぁ、ぶっちゃけ直感でしたが(笑) 特に、軸の1つである「他者を思いやる社風」に強く惹かれたように思います。

私は就職活動の中で、「たくさんの人と会う」ことを最も大事にしていました。だいたい200人ぐらいの社会人の方と1対1でお話させてもらったと思います。むしろこれしかしてないぐらいです(笑) レバレジーズは10人ぐらいの社員の方々とお会いさせていただきましたが、誰とお話ししてもいつも沢山の気づきや学び・そして笑いがあり、面接・面談という感じが全くしなかったです(笑) 他者を思いやることが文化として根付いているからこそ、目の前の学生にも何か持って帰ってもらいたいという思いがある。それが、私には衝撃的でとても共感したところでした。

 

自分の感情に向き合ってほしい

−−−早期に動き、早期内定を獲得されたわけですが、やはり早期に動き出すメリットはあるのでしょうか?

大きく3つあります。

まずは自分と同じような仲間との出会いです。インターンで出会った友達は、仕事に対して凄く前向きに考える人が多かったです。みんな学生時代に色々なことをしていて、何かに対して頑張ってきた人が多いイメージでした。彼らから学ぶことは沢山あり、彼らが頑張っているから私も頑張ろうと思う時は多々ありました。また、悩んだ時すぐに相談したいと思えるような信頼できる友達に沢山出逢えたことも大きな財産です。

次にたくさん社会人と出会える機会を得られることです。九州は小さなコミュニティーなので、企業の方が九州に来られる際紹介される学生は結構固定化されていたように思います。早期から動き出す人は結構目立つので、それだけで企業の方と合う確率は高くなると思います。

最後に自分に余裕がもてることです。私は始め、人に自分の考えを伝える能力が全くありませんでした。毎日反省し辛かった時期も沢山ありましたが、早期に動きだしていたからこそ、落ちついて短所に向き合う時間を取ることができました。結果的には、成長した段階で選考を受けることができ、ある意味自分に自信がついたと思います。

−−−早期に動き出すメリットは本当に多くあるようですね。ありがとうござます。今後の就活生になにかアドバイスをいただきたいです。

自分の感情を大切にすることです。哲学者マルブランシュは、「全ての感情は本質的に悦び(よろこび)である」と述べています。感情の本質とは自己了解であるため、たとえマイナスの感情であっても自分の感情を理解することは、自分自身を理解することなのだと。

そして、就活においては、対自分、対企業、対社会における自分の感情の変化を大切にしてもらえたらと思います。対自分では、自分の好きなところをどんどん伸ばし、自分の嫌いなところを改善してもらえたらと思います。対企業では、とりあえず沢山の企業を受けたものの受けっぱなしで終わるのではなく、自分が直感的にいいなと感じる企業・違うなと感じる企業の共通点を探ってみるといいと思います。すると、企業選びの軸が自然に言語化されると思います。対社会では、世の中で常に起こっている様々な問題に対してアンテナを張ることはもちろん、その中で心動かされることは何か・解決したいと本気で思うことは何か考えてみるといいと思います!

私は大学4年間で1番楽しい時期が4年生です。理由は3年生の就職活動時期に自分の感情と向き合うことができたからだと思っています。自己分析を通して、「私ってなんでこう思うんだろう。」と考え、自分が大事にしていることや自分が心から楽しいと感じる時を認知することができました。その結果、大学4年生では、なんとなくではなく、私はこれが好きだからしよう!と本当に好きなことができました。自分の感情と向き合うことで、更にいい人生が送れると思うので、どんな時でも是非自分の感情と向き合ってもらいたいなと思います

−−−ありがとうございました!!

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