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日系大手は本当に勝ち組?反例で見る就活の罠。

ある日、カフェの一角での会話が聞こえてきた・・・。

A:「結局さー、お前どこに内定もらったの?」

B:「あれっ。言ってなかったっけ?◯◯に内定もらって、4月から働くことに決めたよ。」

A:「うわっ!大手じゃん!平均年収1000万超えてるんだろ?いいなー、勝ち組じゃないか。」

B:「まぁな。」

まぁまぁ確かに、Bが内定をもらった会社は平均年収も1000万を超える、日系大手の超優良企業だ。

しかし、少し考えてみよう。Aが言うように、日系大手企業に入ることは、本当に勝ち組なのだろうか?

今回は反例を見ながら、その真偽を見ていこう。

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シャープ〜大手メーカーの凋落〜

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日系メーカーの中でも、90年代から2000年代前半にかけてかなりの人気を博したのが、シャープである。
「ZUU online」の調査によると、最近の就職人気企業ランキングではシャープをはじめとする、電機大手メーカーがことごとく圏外に消えていることが話題になっている。

出典:旧帝大等のエリート学生の就職人気企業ランキング、上位は「あの業界」が独占(ZUU online)

人気があった1999年、シャープの株価は2,615円という高値をつけている。
リーマンショックから大きく値を下げ、その後の経営不振が祟り、2016年1月時点ではどうかというと、128円だ。

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2012年に大きなリストラ策をとったシャープだが、昨年も3000人を超えるリストラを行っている。

出典:シャープの3200人削減は「的外れ」な再建策だ(東洋経済オンライン)

10年前、シャープは液晶テレビでは世界に誇れる日本のトップ企業だった。

しかしながら、テレビのコモディティ化での収益体制の悪化、スマホなどの登場によるユーザー環境の変化など、激しい市場環境に十分に適応することができず、現在は苦戦を強いられている。大手のメーカーは安定だと信じて入社した社員の方々は、今どのような思いなのだろう。

ものづくり大国、日本のトップ企業として、今後の復活はあるのだろうか。

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東京電力〜インフラも”絶対安定”とは言えない?〜

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公務員と並んで取り上げられることが多いほど、安定している企業と言われるのがインフラ関係の会社である。
特に、電力会社は平均年収の高さから、毎年かなりの人気を博す。

その中でも圧倒的存在感を放っていたのが東京電力である。
日本の経済の中心地に電力を届けるという、仕事の大きさに心を惹かれる就活生も多かったという。

そんな東京電力だが、転機となったのは東日本大震災。
株価推移を見てもそれは明らかだ。

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リーマンショックの影響を受ける前の2007年は、4330円の高値をつけた。
そして、その後リーマンショックがあるが、インフラ業界ならでは、株価の値下げ幅が小さかったのが伺える。

しかし、2011年3月11日を境に、大きく値を下げ、2016年1月現在は、564円だ。

2012年時点で、管理職で30%、一般職で20%給与を削減していたが、昨年また一部地域で働く社員の給与を削減している。

出典:東京電力、社員給与引き下げへ(ハフィントンポスト)

東京都心への電力の安定供給を50年以上にも渡って、担ってきた東京電力。

間違いなく、大きく日本を支えてくれた存在であろう。
われわれ日本に住む誰もが、問題となった原子力発電という大きな電力源の恩恵に預かってきたはずだ。

しかし、地震・津波という大きな自然の脅威により、その安定性は一瞬のうちに失われてしまった。 電力会社の雄も、現在はかなり苦しい状態に追いやられている。

では、どこが勝ち組なの?

このような反例を見れば、必ずしも平均給与が高い日系大手が勝ち組だとは、必ずしも言えないことがご理解いただけるかと思う。
では、日系大手、外資系、ベンチャーなどと分類される中で、どこに入社するのが勝ち組と言えるのか。

結論から言えば(結論でもないが)、それは分からない。。。

上記のように書いたが、日系大手企業の中でも、持続的に成長していく企業はある。

成果が出ないとリストラがあると言われる外資系でも、全くリストラされない人もいる。

成長過程のベンチャー企業でも急に失速することもあるかもしれない。

そもそも、企業の性質の違いのみから、勝ち組か否かを判断するのはかなり難しいことである。
そこで、キャリアプランの違いからこの問題を見てみたい。

2パターンのキャリア設計から見る、考えておきたいポイント

就活生は以下の2つのパターンに分類されるだろう。

①ファーストキャリアを貫き、一生その企業で働きたい人

②転職ありきで、就職を考える人

①の就活生の場合は、「考えうる最悪の事態が起こっても、その企業で働いていたいか。」を考えるべきである。
シャープや東京電力のような事例はどの企業にも起こりうることである。

そのようなことが起こっても、自分の勤めてる企業にロイヤリティを持ち続けることができると確信できるなら、そこが進むべき道であり、その人にとっての”勝ち”である。

②の就活生の場合は、全く問題ない。
たとえ最悪の事態が起こっても、転職を考え、行動に起こせるだろう。

ただ、転職を考えているのであれば、転職市場で価値ある人間となれるような企業に入ることが、その人にとっての”勝ち組”になれる条件ではないだろうか。

転職市場で価値ある人間になっておくためには、自分個人の力で仕事を動かす力が必要である。
なぜなら転職市場で求められる人材は即戦力だからである。

よく言われる「会社の名刺で仕事をしている」状態では、話にならないのだ。

そのような力はどの企業でもつくものではない。
しっかり見極めて、入社することが必要である。

見極める手段は様々

②のような人間で、入社してすぐに結果をだし、最短ルートで転職市場で価値ある人間になりたいという方は、どのようにして自分に適した企業を見つければいいのか。

方法は様々であろう。
インターンシップに参加するのもよし、OB・OGの方に話を聞くのもよし、全く外野の人間からその会社の評判を聞いてみたりするのも、よいかもしれない。

大切なことは、1つの手段に縛られず、あらゆる方法で志望していく会社のことを見ることだ。

多様な意見を自分の中に落とし込んだ上で、自分の答えを見つけることができれば、納得のいく選択ができるであろう。

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