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いま話題の藤井四段に学ぶ!?将棋とビジネスの共通点②

みなさんこんにちは!

前回の記事『いま話題の藤井四段に学ぶ!?将棋とビジネスの共通点①』で、将棋とビジネスには実は共通点があることを書きました。

今回も、別の角度から将棋とビジネスの共通点をご紹介します!

今回のテーマは、『価値』についてです!

将棋における『歩』の価値

将棋には『歩』という駒があります。駒の中で大きさが一番小さく、数も多く、スタート時は自陣の最前線に横一列に配置されるので、安っぽいイメージがありますね。

また、歩は一手につき、前にひとつしか進めませんので、他の駒と比較して機動力もかなり低いです。

実際、相手の飛車や角を取ると嬉しいですが、歩を取ってもあまり嬉しくありません。

こう見ると、歩の価値は低いと言えます。力も機動力もなく、数も多いので、魅力がないように感じでしょうか。

モノは同じでも『価値』は変わる

しかし、将棋はチェスや囲碁と異なり、取られた駒は相手のものになり、再度使うことができるので、相手に取られることまで考えると歩の価値が出てきます。

例えば、相手の飛車に横から攻められても、金と歩が縦に並んでいれば防御できます。飛車で金を取られても、前に進める歩で飛車を取り返すことができますし、飛車で歩を取られても、後ろに進める金で飛車を取り返すことができます。

もし歩の代わりに金の下に銀を置くと、うまみがかなり減ります。攻めでも有効に使える銀を守りに使ったら、攻め手が減ります。金の下に銀ではなく歩を置いていれば、相手は飛車を切ることに躊躇するでしょう。飛車と歩の交換ではつり合わないからです。

このように、相手に取られることまで考えると歩の価値が分かります。つまり、歩は価値が低いから価値がある。 歩を犠牲にして、うまくさばくことが大事です。

生かせる場面で使うことが大切

将棋やビジネスにおいて重要なことは、各駒(各人材)の能力・持ち味を把握し、生かせる場面で使うことです。

「飛車と角はどっちが強いのか」といった議論がよくありますが、状況によって違うとしか言えません。駒の能力に優劣をつけることはできません。これは仕事でも同じだと思います。

例えば、『水』で考えてみても、日本では蛇口をひねれば飲める水が出てくるし、水道代は安いので、価値を感じにくいですが、もし砂漠に水を持っていったらかなり高く売れますよね。

また、自分では強みでないと思っているものに対して相手が価値を感じることもあります。古く使わなくなった日本車はアジアの新興国で歓迎されていますし、機能の少ないガラケーが高齢者に喜ばれたりもしています。

同じものでも、将棋なら局面により価値が決まり、ビジネスならクライアントや市場により価値が決まります。「この場面では角ではなく歩があったら守れるのに…!」といったケースだってよくあります。

つまり、性能などは客観的に計れますが、『価値』は人それぞれの置かれている状況や主観から決まるということです。

この原理を理解して、仕事や就活でもぜひ成果に繋げたいものですね。

参考URL(http://www.shogi8.com/2016/09/28/value/)「将棋とビジネスの共通点(価値)」

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